働く女性のための低血圧と生きる方法

血圧80/40代の低血圧の私が低血圧と共に生きる方法についてご紹介しています。

低血圧の種類

低血圧には、慢性急性があり、慢性はさらに体質性低血圧病的低血圧に分けられます。

慢性低血圧には日常生活に支障のない「体質性低血圧」と日常生活に支障のある病的低血圧」に分けられます。一般にいう低血圧はここに分類され、「本態性低血圧」と言います。病的低血圧にはほかにも「起立性低血圧」「症候性低血圧」があります。

急性低血圧には「ショック症候群」「アレルギー症状」「お酒によるもの」「人工透析」によるものがあります。

 

急性低血圧

急性の場合、その原因を明確にすることが必要です。よくあるのは、お酒をのんで急に血圧が下がることです。アルコールは腸ではなく胃で吸収されます。すきっ腹でお酒を飲むとすばやく吸収され、血液中にアルコールが増えます。その結果、血管が広がり(道路でいうと片道1車線から3車線に広がるイメージ)血圧が下がります。

こんなときは、横になり、脚をクッションなど入れて高くしましょう。

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慢性低血圧

本態性高血圧

寝た状態、立った状態など体位に関係なく血圧が低く、低血圧の症状があります。

 

起立性低血圧

慢性低血圧では、「起立性低血圧」が一番多いです。

寝ているときは正常な血圧ですが、立つと血圧が21mmHg以上低下するものです。

起立性低血圧でない人では寝ている状態から立つと上の血圧が8~10mmHgくらい上がり、脈圧も8~10回/分ほど上がります。

寝ているときと立った時の血圧の差が大きく、意識を失う、軽い不定愁訴、夜間の頻尿、顔が青白い、軽い貧血、下痢・便秘などがみられます。

起立性低血圧については、下記にくわしく書いています。 

低血圧で一番多いのは「起立性低血圧」

買い物をしているときなど、しゃがんだ状態から立ち上がると、目の前が暗くなったりふらついた経験はありませんか?

それは「起立性低血圧」といわれるものです。

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起立性低血圧の診断

寝た状態から立った状態に体位が変わると、上の血圧(収縮期血圧)が21mmHg以上も下がる病気です。

症状

寝ているときと立った時の血圧の差が大きいために、意識を失う、暑さに弱い、脈圧が上がらない、発汗異常、基礎代謝が下がる、尿素窒素の増加、軽い不定愁訴、夜間の頻尿、性交不能症、性欲減退、実年齢より若く見える、顔が青白い、軽い貧血、下痢・便秘などがみられます。

(これら15の症状は1925年にブラッドバレイとエグレストンによって報告されたもので、今日でもよく使用されます)。

種類

立った後にすぐ倒れる「直後型(1型)」と、立った後10分ほどで倒れる「遅延型(2型)」、その中間の「中間型(3型)」があります。
若いと「遅延型」が多く、高齢者には「直後型」が多いです。
直後型にはの中の血圧をコントロールする中枢に、遅延型には心臓の自律神経系に問題があることが多いようです。

なぜ起こるのか

自律神経系という、生きるうえで欠かせない自分の意志とは無関係に体を正常な状態で維持しようと働くシステムがうまく働かないために起こります。

わたしたちの身体には60億個もの細胞があり、そのひとつひとつに酸素や栄養素を送り届け、いらないもの(二酸化炭素や老廃物)を回収するために血液が身体を巡っています。

この血液の巡りがうまくいくには自律神経系の働きが重要です。その中心にあるのが「心臓」で、全身に血を巡らせるためポンプの働きをします。

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私たちが横になっているとき、心臓のポンプから頭に血を送るのも、足に血を送るのも同じ力ですが、立った状態だと血は重力よって下半身へ下がります。このとき脳に十分な血が流れないと、脳に血が足りません。


しかし1日中脳に血が足りないままでは困ります。そうならないのは自律神経系が働いてくれているおかげです。

私たちが立ち上がると、脳へ行く血は一瞬だけ減ります。それをセンサー(頸動脈洞)がすばやく察知し、その情報を自律神経系を通じて脳へ送ります。すると脳の血圧コントロールセンサーが反射的に心臓に命令を伝え、心拍数を上げるよう指示します。
しかしこのとき立ったことで血は下半身の方へ下がり始めていますので、脳は下半身の心臓から遠い血管を縮めるよう命令し、心臓へ戻る血を増やそうとします。こうしないと、血は下半身にたまり(むくみ)心臓は空回りする(動機)だけになります。


これを防ぐために、人は立ち上がると同時に心臓から遠い血管を縮め、心臓に戻った血が脳へ巡り、脳の血が足りないようにしています。

これらの一連の反応(自律神経反射)が通常は一瞬で起こりますが、起立性低血圧では、この反応のどこかがうまくいきません。

とくに、朝はこの反応が鈍く、時間がかかります。また、ストレスが多いとこの状態がひどくなります。


「朝頑張って起きよう」と気負ったり、「なんで朝起きるという普通のことができないんだろう」などとストレスを感じると、ますます朝起きるのがしんどくなります。

 

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