働く女性のための低血圧と生きる方法

血圧80/40代の低血圧の私が低血圧と共に生きる方法についてご紹介しています。

低血圧でお酒はNG? アルコールと血圧の関係

私は低血圧ですが、以前「お酒を飲むと頭から血の気が引く」「頭がぼーっとする」ことが何回かありました。

低血圧の人はお酒をのむとすぐに酔ってしまうとい方が多いかもしれません。

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 お酒というと一般には高血圧との関係が取り上げられます。
高血圧だけでなく、低血圧とお酒にも深い関係があるのです。

アルコールの働きは様々で、心臓の働きを強めることも、逆に弱めることもあります。また、血管を縮めて血圧を上げたり、反対に、広げて血圧を下げることもあります。

これらは、お酒を飲む頻度や量、体質によっても違います。

お酒を飲むと血圧が下がる

通常は、お酒を飲むと一時的に血圧が少し下がります。特にお酒を飲んで顔が赤くなる人は血圧と脈拍の低下が大きくなります。
これはアルコールを分解する酵素の働きが弱いために「アセトアルデヒド」という物質が血の中に増えて血管を広げて起こります。

低血圧で、アルコールを分解する酵素を生まれつき持っていれば、少量の飲酒でも問題ないかもしれません。
しかし、お酒を飲むと「気分が悪くなる」「血の気が引いたようになる」など体調不良があればお酒を飲まない方が無難です。

個人的にはお酒を飲むと「血の気が引いたようになる」のでほとんど飲みません。
ただ、月に1~2回程度1杯くらいはお付き合いで飲むこともあります。

 

高血圧とお酒

しかし、長年お酒を飲み続けていると血圧を上げ、脳梗塞や心筋梗塞の危険が高まります。なので世間では「節酒」「お酒の飲みすぎはよくない」と言われます。

血圧とアルコールとの関係では、よく高血圧が注目されます。適量を超えた飲酒は血圧を上げます。

日本高血圧学会の高血圧治療ガイドライン2014では、アルコール摂取量をエタノールで女性10-20ml/以下を目標としています。またお酒の量を控えると血圧が下がるデータも示されています。

 

少量のアルコールでもがんになる確率が高くなる?

アルコールは少量であれば、むしろ健康に良いというのが定説でした。なかでも1993年に米国保健科学協議会が各国の諸研究を集約してまとめた「Jカーブ効果」説が有名です。
グラフの縦軸に死亡率、横軸に酒の量を記し、「適量の酒」の死亡率が底になるカーブが「J」の字に似ていることから「Jカーブ効果」と呼ばれます。

しかしオーストラリア国立薬物研究所のターニャ・クリスティー博士らのチームは、実はこの研究は「統計ミス」によって 誤った結果になっていると言っています。
本来は病気によって禁酒している人・身体が弱くてもともとお酒が飲めないひとを除かなければならないところを、すべてひっくるめて解析したために誤った結果になったそうです。

お酒を適量飲んだから健康なのではなく、健康だからお酒が飲めるということです。

これらの本来除かなければならない人を除くと、Jカーブは描けず適量の飲酒は、

10日に1回、アルコール10g(日本酒なら0.5合、ビールなら中瓶半分)

とごく少ないものでした。

(国際アルコール薬物研究誌「JSAD」の2016年3月号に発表されたもの)

すごく少なくないですか?飲み放題にするのが無駄なくらい少ないです。

 

アルコールが女性の乳がんリスクを高める

ある研究で、女性で軽い飲酒習慣でもがんのリスクの上昇につながることが示されました。

(この研究はハーバード大学公衆衛生大学院の研究チームは、米国で1980年に開始された「看護師健康研究」(Nurses' Health Study)と、1986年に開始された「医療従事者追跡研究」(Health Professionals Follow-up Study)に参加した女性8万8,084人と男性4万7,881人について、飲酒量とがんの発症の関連を、30年にわたり追跡調査したものです)

  • 軽度から中程度の飲酒は、がんリスクの上昇に関連していることが明らかになった。
  • 女性では1日に5~14.9gのアルコール摂取を続けていると、乳がんの発症リスクが1.13倍に上昇することが判明した。
  • 軽度から中程度の飲酒とは、女性なら15gのアルコールです。350mLの缶ビール1本におよそ14gのアルコールが含まれます。

 

まとめ

  • 低血圧ではお酒により血管が広がり血圧が下がります。
    低血圧ならお酒は飲まない方が無難です
  • 低血圧・高血圧に関わらず、飲酒習慣のある人は死亡率が高まる・がんになる可能性があります。積極的にお酒をのむことはおすすめしません。

 

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