働く女性のための低血圧と生きる方法

血圧80/40代の低血圧の私が低血圧と共に生きる方法についてご紹介しています。

生理中のめまいは「虚血性貧血」が原因かも

毎月やってくる生理。体調が悪くなったり、ナプキンも処理しないといけないし、
何かと面倒ですよね。
生理は排卵後に受精しなかった子宮の内膜が剥がれ落ちることで起こります。

一般的にいう貧血は「鉄欠乏性貧血」ですが、
生理中に起こる貧血は「虚血性貧血」という一時的なものです。

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一般的な貧血と生理中の貧血の違いは?

一番多い貧血「鉄欠乏性貧血」

貧血の70%はこれにあたり、生理のある女性に多いです。
血液の赤血球にあるヘモグロビンが不足するために起こります。
ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ役割があります。
このヘモグロビンが足りないと全身の細胞が酸欠状態になります。

そのためめまいや立ちくらみ、動悸、息切れ、だるさなどの症状が現れます。

鉄はヘモグロビンの原料以外にも、爪や髪の毛を構成する成分です。
鉄不足では爪が反り返ってしまったり、髪がパサついてしまいます。

<貧血の基準値 >

  男性 女性 備考
赤血球 (個/μl) 400~539万以下 360~489万以下 酸素を運ぶ能力を示す
ヘモグロビン (g/dl) 13.1~16.6以下 12.1~14.6以下 酸素を運ぶ能力を示す
ヘマトクリット (%) 38.5~48.9以下 35.5~43.9以下 血液の濃さを表す

それぞれ基準値以下になると貧血です。 

 

 生理中の貧血「虚血性貧血」

生理中は血液が子宮に大集合します。
そのために本来は脳に送られるはずの血液の量が減ります。
脳の血が減ることでめまいやふらつきなどの症状が現れます。
これは一時的なもので鉄欠乏性貧血とは違い、生理が終われば改善します。

 

女性は生理やダイエットで鉄欠乏性貧血になりやすい

鉄欠乏性貧血になる2つの原因

①鉄分不足

体内に吸収された鉄分のほとんどは赤血球を造るのに使われます。
赤血球の寿命は120日程度で、古くなった赤血球は脾臓で壊されます。
残った鉄分は骨髄に回収されて、新しい赤血球を造るために再利用されます。

このように体内に取り込まれた鉄は何度も再利用されるので、体の外に出ていくのはわずか1mgほどです。
この1mgを食事で補えば鉄不足にはなりません。

ただ、女性は毎月の生理や妊娠で血液が失われるので鉄不足になりやすいのです。

生理の出血による鉄欠乏性貧血は成人女性の10人中1人にみられます。 

②ダイエットや偏った食事

無理なダイエットで極端に食べる量を減らしたり、野菜しか食べない など極端な食べ方をする。また食事はおにぎりやカップ麺で軽く済ませる。
このような食事だと鉄分不足にもなりますが、その他にタンパク質や鉄分の吸収を高めるビタミンCなどの栄養素が不足します。

タンパク質は赤血球の中のヘモグロビンの材料となるので、タンパク質不足でも貧血になります。

 

不足しやすい鉄分はどのように摂ったらいいの?

1日に摂りたい鉄分量

  生理中 生理じゃない時
18~29歳 10.5㎎ 6.0㎎
30~49歳 10.5㎎ 6.5㎎

1日の上限量は40㎎です。 

食べ物の鉄分には2種類ある

植物性に多い「非ヘム鉄」と動物性に多い「ヘム鉄」があります。
体内への吸収率がヘム鉄の方が非ヘム鉄よりも数倍高いです。
どちらかを摂るのではなくどちらもとることで全体てきな栄養バランスも整います。

鉄分の多い食べ物(使いやすい分量)

非ヘム鉄の多い食材 鉄分(mg) ヘム鉄の多い食材 鉄分(mg)
 乾燥ひじき・鉄釜(10g)  5.8   豚レバー(60g)  7.8
 焼きのり(1枚=3g)海苔巻用  0.34  鶏レバー(60g)  5.4
 カットわかめ(2g)  0.1  鶏の心臓(ハツ)(4つ=60g)  3.1
 切干大根(50g)  1.55  しじみ(むき身1カップ=45g)  3.7
 菜の花(1/2袋=50g)  1.45  あさり(むき身10個=30g)  1.14
 ほうれん草(1/2束=50g)  1.0  干しエビ(3g)  0.1
 小松菜(1株=40g)  1.12  焼き鮎・天然(1尾=60g)  3.3
 納豆(1パック=50g)  1.65  鰹節(1袋=2g)  0.1
 アマラサンス(大匙1=13g)  1.2  鶏卵(1個=50g) 0.9
 カレー粉(大匙1=6g)  1.7     
 乾燥プルーン1個(10g)  0.1     
 純ココア(大匙1=6g)

 0.8

   

 

サプリメントを利用する 

食事から鉄分を摂るのが難しい、すでに鉄欠乏性貧血とわかっているという場合には鉄の入ったサプリメントを利用するのも一つです。

ただし、 鉄分は摂りすぎると体に悪いです。

鉄材やサプリメントで鉄を摂りすぎると吐き気・嘔吐・下痢・腸の損傷等の胃腸障害などが現れ、長期的には色々な臓器にダメージを与えてしまいます。

通常の食事では鉄分が過剰になることはほぼありません。
サプリメントは使い方を間違えると鉄分の過剰になりかねません。

※ただしサプリメントはあくまでも助手です。無理なダイエットや偏った食事をしているなら、少しずつでいいので食習慣を変えてあげましょ。

 

これ10mlで鉄分7.5㎎入っています。他にビタミンB群やビタミンCも入っています。
合成の着色料、香料、保存料、甘味料は不使用で安心です。
また、錠剤だと食べにくいという方にも飲みやすいです。

 

鉄分と一緒にビタミンCも摂りたい

ビタミンCには鉄分の吸収率を高める働きがあります。
ビタミンCはパプリカ、菜の花、ブロッコリー、柿、いちご、柑橘類などに多く含まれます。


 

まとめ

  • 生理中に起こする立ちくらみやめまいは、脳に十分な血液がいかずに脳が酸欠様態になるために起こる「虚血性貧血」。
  • 一般的な貧血は「鉄欠乏性貧血」で貧血の70%はこれにあたる。
  • 女性は生理や妊娠で鉄欠乏性貧血になりやすいので、鉄分の多い食べ物を積極的に食べる。サプリメントを利用してもいいが、過剰摂取には注意が必要。