働く女性のための低血圧と生きる方法

血圧80/40代の低血圧の私が低血圧と共に生きる方法についてご紹介しています。

生理前のイライラの原因~月経前症候群PMS~

PMS(premenstrual syndrome):月経前症候群

→女性特有の生理が始まるⅠ週間~3日前くらい前になると心身不安定になる症状のこと。

ささいなことでイライラしたり、ネガティブになったり、涙もろくなったり、落ち込みやすくなったり、集中力が無くなったり、頭痛や浮腫みがでたり

などの症状が生理前に現れて、生理が始まると(または終わると)症状が治まることが多いのが特徴。

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もともと低血圧の人は、PSMの症状が重い場合があります

PSMは症状の軽い重いはありますが、毎月生理がある女性ならあります。
(無自覚のこともあります。)

 

 

PMSは出産のためにはなくてはならないもの。

身体が出産のために頑張っている証拠でもあります。


PMS→生理が終わると、つらい症状とはしばらくさよなら!
痩せやすく、気持ち的にも前向きな時期に突入。


生理前、生理中の症状をなるべく軽くするための対策について書いていきます。

 

PMSの症状

身体編

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 腰痛、下腹部痛
  • 便秘、下痢
  • むくみ
  • 胸が張って触ると痛い
  • 食べ過ぎる
  • 食欲がなくなる
  • 味覚が変わる
  • 眠気、不眠
  • 疲れやすい、だるい
  • 肌荒れ
  • 冷える
  • 耳鳴り
  • 関節痛
  • めまい
  • 吐き気、嘔気
  • のぼせ
  • ほてり
  • 多汗、にきび
  • のどの違和感
  • 体重が増える

など

 

こころ編

  • 情緒不安定
  • 無気力
  • ネガティブに考える
  • ちょっとしたことで落ち込む
  • イライラしやすくなる
  • 身近なひとと喧嘩しやすくなる
  • 感情的になりやすい
  • 人付き合いが面倒になる
  • 集中力、判断力が低下
  • 衝動買いをしたくなる

など

このような症状の原因がPMSであるとわかっていないと

「自分はだめな人間だ。。」

「うつ病など精神的な病気かも。。」

と思ってしまいかねません。

しかし、PMSが原因と分かっていれば客観的にとらえることができ、気持ち的にも楽になります。

 

なぜPMSが起こるのか?

実は医学的にはまだ原因は解明されていません。

諸説あるなかで、体内のホルモンバランスの変化が引き起こしていると考えるのが一般的です。

このホルモンのおかげで、毎月妊娠するための準備が整えられます。

 

  1. 脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)を分泌し卵胞を成熟
  2. 成熟した卵胞がエストロゲンを分泌
  3. エストロゲン量がピークになると、脳下垂体から黄体化ホルモンが分泌
  4. 黄体化ホルモンの刺激によって卵胞から排卵する
  5. 排卵後、卵胞は細胞が変化して黄体という組織を形成。
  6. プロゲステロン、エストロゲンを分泌し子宮内膜を分厚くし着床しやすい環境を作る
  7. 妊娠しなかった場合は2週間以内にプロゲステロン、エストロゲンの量が減る
  8. これを受けて脳の視床下部は脳下垂体に卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの分泌停止を伝える
  9. 妊娠しなかった場合、視床下部は脳下垂体に1を伝える

    とこれを繰り返している。

 

ホルモン

女性ホルモン

上のサイクルで妊娠しない場合、プロゲステロン・エストロゲン量が減り視床下部でのコントロールが難しくなります。

自律神経系の循環器系や消化器系、免疫中枢にも大事な視床下部がコントロールできなくなることで、それぞれの器官に影響があるのではと考えられています。

★循環器系に影響があれば、頭痛や血行不良で肩こりなどを起こしたり、身体がだるい、朝起きが悪いなどの不調が起こります。

★消化器系に影響があれば、便秘や下痢に、免疫系に影響があればアレルギー反応を引き起こしやすくなります。

視床下部は食欲、性欲、集団欲をつかさどっているので、摂食障害、性欲の増進・減退、人と関わるのが面倒になったり。

嗅覚や味覚にも影響し、においに敏感になったり、濃い味を好むようになります。

また視床下部は情緒もつかさどっているために、イライラや涙もろくなるなど情緒不安定になったりもします。

 

プロスタグランジン

生理直前や生理中に特にたくさん分泌されます。生理中に分泌量が最大になり血管を収縮させて、頭痛や肩こり、冷え、手足のしびれなどを引き起こします。
また、吐き気や胃の痛み、下痢の原因でもあります。

アルドステロン

血液中のナトリウムやカリウムといったミネラルの量を調整。生理前にアルドステロンが増えることでむくみやすくなると言われています。


プロラクチン

妊娠し、出産すると分泌量が増えて、母乳を出したり排卵を抑制します。
ただし、ストレスにより妊娠していないのにたくさん分泌されることがあります。
それにより胸が張ったり、排卵が起こりにくくなって生理のサイクルが乱れたりすることがあります。

 

PMS症状別の対策

頭痛

原因:自律神経が乱れ、脳の血管が収縮して血流が悪くなり起こる「緊張性の頭痛」と、セロトニンが減少することで脳の血管が拡張して起こる「片頭痛」があります。

対策:緊張性の頭痛の場合は市販の鎮痛剤を飲んだり、リラックスすることで治まります。セロトニンが原因の片頭痛の場合、頭を冷やすとある程度改善します。

 

肩こり

原因:自律神経の乱れ、血液に乳酸など毒素がたまっている(東洋医学でいう「お血(おけつ)」)。お血は血液の流れを阻害して炎症を起こすこともありさまざまな症状の原因に。

対策:ゆっくり入浴する、肩を回す、腕を回すなどして血行を良くする。漢方薬なら桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)が良い。

腰や下腹が痛い

原因:排卵後の身体は生理に備え、たくさんの血を子宮に送ります。その結果、骨盤内に血液がたまり、子宮が重くなって腰が重くなったり、痛くなったりします。

対策:マッサージなどで温めたり、ストレッチなどで血行を良くする。
漢方薬なら桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)がよい。

 

むくみ

原因:生理中は身体からたくさん出血するため、プロゲステロンによって生理に備えて水分をため込もうとします。

対策:ストレッチやマッサージをして血行をよくしたり、軽い運動をして水分の代謝をよくします。

水分を身体の外に出してくれるカリウムの多いもの(生やさい、生の果物など)をとりましょう。
漢方薬なら利尿作用のある当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)がよい。

 

肌荒れ、にきびや湿疹がでる

原因:プロゲステロンには皮脂の分泌を活発にする作用があり、ニキビができやすくなります。人によっては、しみが濃くなったり、くまができたり、毛穴が開いたり、顔色が黒ずんだり、湿疹などの症状がでる場合も。
下着のあとがみみず腫れになる人もいます。これは肌が子宮を守るために老廃物を外に出そうとしておこる症状だと考えられています。

対策:油分を補う化粧品は使わない。脂質の代謝に関わるビタミンB2が多いものを食べる(納豆、モロヘイヤ、鶏卵など)。
漢方薬なら桂枝茯苓丸加ヨクイニンを使います。

冷え性

原因:手足や下腹の冷えがひどくなります。自律神経が乱れたり、お血によって血流が悪くなるためと考えられています。

対策:ゆっくり入浴する、ストレッチをするなどで血流を良くする。ビタミンE(ナッツ、アボカド、南瓜、モロヘイヤ、キウイなど)には血行をよくする働きがあります。
漢方薬なら温経湯(うんけいとう)などをを使います。

 

PMS改善のために摂りたい栄養

大豆製品に含まれるイソフラボン
 納豆、豆乳、豆腐、きなこ、みそなど

マグネシウム、カルシウム
 情緒不安定やむくみを解消。
 わかめ、ひじき、ごま、干しエビなど

ビタミンB群
 イライラや頭痛、倦怠感を解消。
 レバー、カツオ、にんにく、貝類、玄米など

ビタミンC
 ストレスに対抗したり、貧血改善のサポート
 パプリカ、ブロッコリー、菜の花など

ビタミンE
 抗酸化作用があり、血流をよくする
 アーモンド、かぼちゃ、アボカドなど

食物繊維
 便秘を解消し、腸内環境を整える
 海藻、野菜、おからなど

オメガ3脂肪酸
 ホルモンの働きをサポート
 えごま油(しそ油)、アマニ油、インカインチオイル、魚の油

 

摂りすぎ注意の栄養素

・糖質
 血糖値を急上昇させてPMSの症状を悪化

・カフェイン
 神経を過敏にしPMSの症状を悪化

・塩分
 むくみを悪化

・質の悪い油(酸化した油)
 にきびや湿疹を引き起こす

 

PMSの症状を和らげるために、サプリメントで栄養素を補給しても良い

  • イソフラボン
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • ビタミンB群(B1、B2、B6、B12)、C、E
  • αリノレン酸

その他にも

リラックス効果のある「テアニン」や、
ホルモンバランスを整える「チェストツリー」、
ホルモンの伝達に必要な「亜鉛
をサプリメントで摂るのもおすすめです。

 

毎月やってくる生理。なるべくつらい症状をやわらげましょう