働く女性のための低血圧と生きる方法

血圧80/40代の低血圧の私が低血圧と共に生きる方法についてご紹介しています。

PMSと女性ホルモンの関係,改善法

生理前に頭が痛い、身体がだるい、便秘気味になるなどの不調はありませんか?

これらの生理前の不快な症状はPMSです。実はこのPMSに女性ホルモンが関係しています。

女性ホルモンは、肌を綺麗にする・骨や血管を強くするなど良い面もありますが、一方で女性を苦しめる顔も持っています。

女性ホルモンがもたらす不調の代表が月経痛やPMS(月経前症候群)。

生理中は痛みが強く、薬が手放せないという方も多いです。
また、生理の1週間ほど前からイライラや抑うつ、過食などがひどくなるPMSに悩む女性も少なくありません。

2010年に日経ヘルスプルミエが閉経した女性201人に行ったアンケート調査では、
「閉経後に感じたこと」の第1位が「月経が来なくなって開放された」(64.4%)
だそうです。

また、女性ホルモンは月経痛やPMSだけでなく、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮体がん、乳がんなどの病気を悪化させる原因にもなります。

 

PMS

生理の1週間ほど前からイライラ・気持ちが沈む、眠気、頭痛、むくみ、乳房が張る、便秘などが続き、生理が始まるとこれらの症状がスーッと消える。これらはPMSの典型的な症状です。

症状はどちらかというと精神的なものが多いようです。イライラ・怒りの症状は7割以上の方が感じています。

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  日経ヘルス編集部アンケート調査より


PMSの出現パターンは、

生理の1週間ほど前(排卵の1週間後)から症状が出始め、次第に強くなり、月経開始と同時に消えるという場合が多いです。

症状が重い場合、いきなり強い症状がでて、それが月経が始まっても続きます。

また、PMSがある女性は、月経痛が重い「月経困難症」を伴うことも多いです。
この場合、月経開始前後1週間、合計2週間もの間、生理にかかわる不調と痛みに悩まされてしまいます。

 

PMSはなぜ起こるの?

「女性ホルモン」が原因です。

といっても女性ホルモンに異常があるわけではなく、正常に働いてくれているからこそ起こる症状で排卵がちゃんと起こっている証拠なんです。

生理後1週間ほどすると排卵が起こります。

排卵後、卵子を包んでいた卵胞は黄体というものに変わり、女性ホルモンの一つ「プロゲステロン」を多く分泌し始めます。PMSの原因ははっきりわかっていませんが、このプロゲステロンの増加が関係していると言われています。

プロゲステロンは妊娠に備えて水分を溜め込む働きがあるので、むくみや乳房の張り、便秘などの症状が出やすくなります。(水の吸収は大腸で行われますが、プロゲステロンの働きで沢山体内に吸収され、便が硬くなってしまいます)

生理が始まるとプロゲステロンの量が減る為、症状が減ります。

排卵後はエストロゲンの量が減る為、セロトニンなど脳内で働くホルモンの働きが低下し、感情のコントロールが難しくなったり、マイナス思考になりやすいといわれています。
(セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています)

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女性ホルモンが正常に働いているためにPMSが起こるのなら、症状がある人とない人、重症の人と軽症の人がいるのはどうしてでしょうか。

さきほどの図の様に、女性ホルモンは一定量ではなく、変動を繰り返します。この変動の波に弱い人がPMSになるのではないかと言われています。


PMSの症状をなんとかしたい!

薬で症状を抑える

病院でPMSの治療を受けると、ホルモン療法漢方療法が2本柱です。

ホルモン療法では低用量のエストロゲンとプロゲステロンの合剤(低用量ピル)の服用があります。
排卵を止めることで卵巣からのプロゲステロンの分泌が抑えられ、また女性ホルモンの変動も小さくなるため症状が軽くなります。また低用量ピルなので避妊効果もあります。ホルモン療法の副作用としてむかつきや不正出血、頭痛などを起こすこともあるため、必ず医師の指導のもとに行いましょう。

 

漢方で症状を抑える

「加味逍遥散」不安やイライラ、月経困難などに効果があり、よく用いられる
「当帰芍薬散」体力があまりなく、むくみや月経困難がある人に
「桃核承気湯」比較的体力があって精神不安や月経困難、便秘などある人に
「抑肝散」イライラ・カリカリして精神が高ぶる人に
「甘麦大棗湯」激しい怒りが急にこみ上げる時にその場で飲むと気持ちが安定
があります。

 

セルフケアで症状を改善する

チェストベリー

PMS治療の市販薬「プレフェミン」が2014年に発売されました。

「チェストベリー」という西洋ハーブのエキスが配合され、これを3周期のみ続けるとイライラや怒り、抑うつ、頭痛、乳房の張りなどが改善したと報告されています。(購入の際には薬剤師に相談して下さい)

チェストベリーはサプリメントやハーブティーからも摂取可能です。
薬を飲むのは抵抗がある・・・という方にはお茶からとる方法もあります。

チェストベリーは、何千年も前から主に女性の月経症状(生理痛)の緩和や母乳分泌促進のために利用されてきました。

●サプリメントからチェストベリーをとる

めぐルナ

チェストベリーが1粒40mg配合。他にも血のめぐりを良くする「高麗人参」、気持ちを落ち着かせる「クワンソウ」、身体を温める「生姜」、腸内環境を整える「乳酸菌」が配合されています。

 

●ハーブティーからチェストベリーをとる

www.teiketsuatsutoikiru.com

 

 

注意したいこと

チェストベリーはいくつかの研究では、PMSに対する効果があるということがわかっていまが、大抵の研究は適切にデザインされていないので、科学的根拠が十分とはいえません。
しかし、昔から利用されているということは、一定の効果が期待できるということだと思います。

☆チェストベリーの摂取に注意が必要な方☆

チェストベリーには重大な副作用はないとされてきましたが、胃腸障害やざ瘡(にきび)様の発疹およびめまいを引き起こす可能性があります。
チェストベリーは、ある種のホルモン値に影響を与える場合があります。妊婦、経口避妊薬を服用している女性、ホルモン感受性に留意しなければならない状態(乳癌など)の女性はチェストベリーを摂取するべきではありません。
チェストベリーは、脳内のドーパミン系に作用を及ぼす可能性があるので、ある種の抗精神病薬やパーキンソン病薬などのドーパミン関連薬を服用している人は、チェストベリーの摂取を避けるべきです。

   http://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/11.htmlより